新空港線(蒲蒲線)とは|開業はいつ?沿線への影響を解説

「新空港線 いつ」「新空港線 大田区」で検索して来られた方向けに、2026年9月時点でわかっている内容を整理しました。
この路線はまだ開業しておらず、当サイトの駅検索・所要時間の対象にはなっていません。実在する最寄り駅としては、東急多摩川線の多摩川駅下丸子駅や、京急蒲田駅周辺の住みやすさは、それぞれの駅ページで現状のデータをご覧いただけます。

新空港線(蒲蒲線)とはどんな計画か

新空港線は、東急多摩川線の矢口渡駅付近から多摩川線を地下化し、JR蒲田駅・東急蒲田駅の地下、京急蒲田駅の地下を通って、京急空港線の大鳥居駅の手前で乗り入れる構想の路線です。事業として東急(東急電鉄)が営業主体、大田区と東急などが出資する第三セクター「羽田エアポートライン株式会社」が整備主体を担っています。通称の「蒲蒲線」は、東急蒲田駅と京急蒲田駅という2つの「蒲田」を結ぶことに由来します。

整備は2段階(第一期・第二期)に分かれている

国の交通政策審議会の答申を受け、整備は2段階に分けて進める方針です。

  • 第一期整備区間:矢口渡〜京急蒲田(東急蒲田駅と、京急蒲田駅付近に新設する「蒲田新駅」(仮称)を結ぶ約0.8km)
  • 第二期整備区間:京急蒲田〜大鳥居(京急空港線への乗り入れ)。東急線と京急線は軌間(レール幅)が異なるため、直通運転には三線軌条化など技術的な課題があり、現時点でも検討が続いています

いつから始まる?現在の進捗(2026年9月時点)

2025年10月3日、国土交通省が第一期整備事業の「速達性向上計画」を認定し、鉄道事業として許可を受けた段階に進みました。第一期整備の総事業費は約1,248億円と見込まれています。2026年7月17日には東京都が都市計画の素案を公表し、大田区・東急・羽田エアポートラインによる合同の都市計画素案説明会も開かれています。

ただし、この時点はまだ「着工」ではありません。今後、都市計画決定や環境影響評価といった手続きを数年かけて行い、そのうえで工事に着手する見込みです。大田区の発表では、開業予定時期は「令和20年代前半」(2038〜2042年ごろ)とされています。

開業後、電車はどう走るのか

開業後は、現在と同じ3両編成の各駅停車(多摩川駅〜蒲田新駅間)に加えて、東急東横線方面からの直通列車も運転される予定です。直通に備え、多摩川駅・下丸子駅のホーム整備もあわせて行うとされています。将来、第二期区間が実現すれば京急空港線への直通も構想されていますが、こちらは前述の軌間の課題もあり、時期は未定です。

予定される駅順(多摩川〜蒲田新駅・第一期整備区間)

実線カードは実在する駅(現状の住みやすさページへ)、破線カードは新設予定・仮称の駅です。所要時間・運賃は未定のため掲載していません。

  1. 01多摩川田園調布の隣。3路線使える多摩川べりの駅。
  2. 02沼部多摩川駅の隣、坂の上の静かな住宅地。
  3. 03鵜の木『静かで住みやすい』の口コミが並ぶベッドタウン。
  4. 04下丸子キヤノン本社の街。オフィスと商店街が同居。(直通に向けホーム整備予定)
  5. 05武蔵新田蒲田4分・多摩川8分。新空港線計画の沿線駅。
  6. 06矢口渡蒲田駅から一駅。地下化・第一期整備区間の起点に近い駅。
  7. 07蒲田(東急)羽根つき餃子と黒湯銭湯。品川9分の濃厚下町。
  8. 08蒲田新駅(仮称)新設予定・未開業。京急蒲田駅付近の地下に整備

※第二期整備区間(京急蒲田〜大鳥居)が実現すれば、この先で京急空港線の大鳥居駅に接続する構想です。ただし軌間の違いという課題が残っており、時期は未定です。

※本ページは2026年9月時点の公表情報(大田区・国土交通省・報道等)をもとに編集部が整理したものです。整備計画は今後変更される可能性があります。最新情報は大田区の公式ページなど一次情報でご確認ください。

新線特集へ戻る →